令和3年3月26日(金)午後2時~午後4時 地域支えあい事業
「Zoom」でご近所ボランティアコーディネーター交流会!
緑区では5学区の地域福祉推進協議会(以下「推進協」という)がちょっとした困りごとをご近所で助け合う「地域支えあい事業」を行っています。この地域支えあい事業も、昨年度は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、支えあい事業の活動拠点であるコミュニティセンターが休館となったり、ご近所ボランティアへの困りごとも依頼件数が減ってしまいました。
このようなコロナ禍の中、ある学区推進協のご近所ボランティアコーディネーター(以下「ボラコ」という)から他の学区の活動状況などの情報を交換したいという要望がありました。交流したいが、3密は避けられない。そこで本会の建物を利用した緑区在宅サービスセンター内「Zoom(オンライン)」交流会を考えました。
センター内の部屋にあるパソコンを「Zoom」というアプリでつなぎ、そのパソコンの画面をとおして、司会者がボラコさんに質問し、情報交換を行う交流会です。各部屋には2~4名のボラコさんが入室しています。
「Zoom」交流会でわかったことや参加された方の意見は次のとおりです。
「活動内容はよくわかった」「声が聴きづらかった」「ボラコさんは男性が多いことに気づいた」「パソコンではお互い顔見知りになることはむずかしい」「交流は対面の方がよい」「活動内容を写真で見せてもらえ、わかるように工夫している学区があった」など。
交流会終了後、5年間地域支えあい事業を継続実施した3学区(鳴子・長根台・戸笠)の推進協へ感謝状贈呈式も「Zoom」でささやかですが行いました。
コロナ禍の中、人と人が顔を合わせ、対面で交流することの大切さを思い知らされた1年。地域支えあい事業は近所のつながりを深めることが大きな目的のため、様々な手段で今後も地域の絆を深めていきます。
❁地域支えあい事業とは…
学区地域福祉推進協議会を母体として「地域支えあい活動連絡会議」を設置し、「住民相談窓口」としてご近所ボランティアコーディネーターを配置することで、地域住民から相談を受け付けるとともに、ちょっとした困りごとに対応するご近所ボランティアを調整することで、その解決を図る事業です。緑区では5学区の地域福祉推進協議会(鳴子・長根台・戸笠・黒石・平子)が地域支えあい事業に取り組んでいます。
地域支えあい事業に興味関心がある方、緑区社会福祉協議会(TEL:891-7638)までご連絡ください。