今日は、3月14日(木) JAみどり4Fホールにおいて、「緑区地域福祉のつどい」を開催いたしましたので、その様子を報告します。
当日は、約180名の方にご参加いただき、たいへん盛況のうちに開催することができました。
第1部では、永年にわたり福祉事業にご協力いただいた個人・グループの方々に対して、顕彰をさせていただきました。
まず始めに、20年以上の活動実績がある個人又はグループ(10件)の方に、「区長表彰」を贈呈させていただきました。
次に、15年以上の活動実績がある個人又はグループ(9件)の方に、「会長表彰」を贈呈させていただきました。
次に、10年以上の活動実績がある個人又はグループ(13件)の方に、「会長感謝」を贈呈させていただきました。
第2部では、「忘れても、しあわせ」と思える地域に ~認知症介護から~ と題しまして、小菅もと子さんによる福祉講演会を開催しました。
小菅さんが講演の中で、「我が家流の介護方法・5つの作戦」をご披露されました。
◆ご近所アンテナ作戦・・・普段からご近所と仲良くしましょう
家族だけでは限界がある。オープンにして、地域の方々に声かけ・見守りに協力してもらう。
◆サービス使いまくり作戦・・・ひとりで悩まないで相談しましょう
家族にあったサービスを使うことによって、生活のリズムができ安定する。また、本人の社会性も失われない。などのお話がありました。
そして、原作の「忘れても、しあわせ」が映画化され、その題名の「折り梅」の意味を解説され、認知症でもまわりの理解と支援があれば、いきいきと生きることができる。とおっしゃられました。
最後に、地域で安心して暮らしていくには、地域の理解と協力が必要です。地域の中に本人が思う「大事な人」をたくさんつくることが大切です、と述べられました。
今回の小菅さんの講演は、私ども社協職員にとっても、たいへん勉強になる講演となりました。
※この事業は、地域のみなさまからご協力いただきました賛助会費及び赤い羽根共同募金を財源として開催させていただきました。