よりどりみどり★つかみどり

名古屋市緑区社会福祉協議会

東日本大震災 大槌町への職員派遣について

今日は、岩手県大槌町へ、復興支援として派遣していました職員が戻ってきましたので、その様子を報告します。

 今回の派遣は、10月31日~11月8日の9日間でした。
 大槌町全体の復興状況としては、基幹道路は出来ており、生活用品等は販売されている、ということです。しかし、建物等が被災されたままで残っており、復興の印象としては、2~3割程度といった感じがした、ということです。

 今回、復興支援に赴いた職員が行った活動は、「地域支援係」というところで、仮設住宅の訪問や仮設住宅ごとに行っているサロンに参加し、要望や健康状態の聞き取りをしました。

         大槌被災地支援 仮設住宅(1)
         大槌被災地支援 仮設住宅(2)
         大槌被災地支援 仮設住宅(3)
 訪問時には、①物資購入先の情報(どこどこに、何ができた) ②仮設住宅に関する要望(風呂場に手すりが欲しい、結露ができるなど) ③医療相談の予定(町役場や集会所で行う専門家によるストレス相談等)の情報提供を行ったそうです。

 大震災の影響で、まだ十分に睡眠をとることが出来ない方や夜に目が覚めて泣いてしまう方もいらっしゃるそうです。
 職員からの報告を聞くと、まだまだ、被災された方々と寄り添って歩く時間が必要だと感じました。